菊村 隆史 KIKUMURA TAKAFUMI
職名
講師
担当学科・コース
音楽学科こども学科/こども文化コース
担当授業名
合唱合唱研究
プロフィール
宮崎県出身。山梨大学教育学部教育科学科卒業、同大学院教育学研究科修了。指揮法を藤井宏樹氏に、ハンガリーにおいて合唱指揮法をサボー・デーネシュ氏に師事。Tokyo Cantat 2008 「第1回 若い指揮者のための合唱指揮コンクール」 第2位。併せてロマン派賞とオーディエンス賞、合唱団賞を受賞。現在《隆声群:りゅうせいぐん=菊村隆史を指揮者として活動する合唱団の総称》の音楽監督を務めながら各地で客演指揮、オーケストラ付き合唱作品のコーラスマスター、コンクール審査員、作曲家への新作委嘱活動等、合唱音楽に関する様々な活動に携わることをライフワークとしながら、各地のコンサートホールにおける各種事業や音楽イベントの企画・運営にも積極的に関わっている。海外での演奏活動も多く、近年では特に中南米諸国の合唱音楽について造詣を深めている。第2回メキシコ国際室内合唱祭「トラスカラ・カンタ 2013」に指揮者として招聘され現地でワークショップを行う等、日本の合唱作品を世界に紹介する活動にも意欲的に取り組んでいる。これまでグアテマラ国際合唱祭「エンラセ・コラル 2012」、コスタリカ国際合唱祭「テラル・デ・ヴォチェス 2013」等に合唱団とともに招待されており、指揮者としての実力とそのクオリティーの高い演奏は中南米諸国のみならず東アジアやヨーロッパでも広く知られている。オーストリア・ウィーン楽友協会で行われた“AK Classics 2013”において日本モーツァルト青少年管弦楽団を指揮する等、オーケストラの指揮者としても活動中。JCDA日本合唱指揮者協会会員。21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」メンバー。平成音楽大学講師。
メッセージ
ボクは日ごろから学生たちに「合唱音楽を通じて世界旅行をするというヴィジョンを持て」と説いている。時代を越え、国を越えて、若いうちにあらゆる音楽文化と積極的に出合い、交わり、味わってほしいからだ。「外」を知ることで「内」を知る、そしてそれは同時に「己(おのれ)」を知ることにつながる。大学生たちよ、自らを信じ、迷わず、力強く飛翔せよ。今君たちの目の前で拓かれ始めた音楽体験は、今後君たちが歩む人生においてエポック・メイキングなものとなるに違いないのだ。