梅 雨佳 MEI YUJIA
職名
客員教授
担当学科・コース
管弦打楽コース
担当授業名
打楽器
プロフィール

梅雨佳は、1993年に中国で生まれ、現在はスイスに住んでいます。彼女は実績ある打楽器奏者であり、2020年にローザンヌ高等音楽院から音楽教育の修士号を取得しました。彼女は、中国、スイス、フランスを含む国際的な舞台で10年以上の教育経験と20年以上の演奏経験を積み、現在はサブリエ国際音楽教育プラットフォームの創設者兼教育者としてその先頭に立っています。彼女の音楽への献身は、東京のHESED芸術科学大学の名誉顧問や、日本のアジア青年音楽家連盟の常任理事という役割にも及んでいます。また、彼女は国際打楽器教育協会(IPEA)の積極的な理事であり、中国文化省の美育協会の認定専門家でもあり、フランス国立交響楽団のゲストアーティストとしても活躍しています。彼女の音楽分野への幅広い貢献は、教育と演奏の両分野における彼女のリーダーとしての地位を際立たせています。
芸術と音楽の交差点で育った彼女は、幼い頃からその卓越した音楽才能で大小さまざまなステージに姿を現してきました。留学生活を通じて、彼女は演奏、理論、教育に熟達したバランスの取れた音楽家へと成長しました。2011年以降、フランスのペルピニャン音楽院およびスイスのローザンヌ高等音楽院で、Philippe Spiesser、Stéphane Borel、Tchiki Duo、Emmanuel Sejourne、Vassilena Serafimova、Simone Rubino、Thomas Doblerといった著名なソロイストたちの下で打楽器を学びました。彼女の受賞論文「Teaching Percussion Ensemble Improvisation Using Intercultural Resources」は、ローザンヌ高等音楽院の図書館で利用されています。彼女は、フランスのベザンソン国立音楽院や中国の浙江音楽院などの機関でマスタークラスを講義し、国際コンクールの審査員を務めるなど、その才能を広く認められています。
彼女は、フランス国立交響楽団やスイス青少年交響楽団など、著名なオーケストラ及びAujourd’hui Musique FestivalやL’archipel Festivalなどの音楽祭で活躍しています。また、ローザンヌ高等音楽院オーケストラの首席打楽器奏者として、複数の作品を録音し、スイス放送局に提供しています。