眞鍋 協子 MANABE KYOKO
職名
教授
担当学科・コース
音楽学科ピアノコース
担当授業名
ピアノ伴奏法アンサンブル伴奏法研究
プロフィール
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ピアノ専攻卒業【学士(音楽)】。ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学マスタークラスを「最優秀」を得て修了。在学中よりシュトゥットガルト、熊本市にてリサイタルを行う。帰国後は熊本を拠点にソロ、声楽リサイタルの伴奏、室内楽と幅広い活動を行っている。第28回九州現代音楽祭や、音楽劇「アグネス」において初演ピアノを演奏した。また、平成音楽大学での「世界的ソプラノ歌手・カーティア・リッチャレッリ公開レッスン」においてリッチャレッリ女史のピアニストを務めた。2011年12月、平成音楽大学「華麗なる音楽の祭典」において、ベートーヴェン作曲「合唱幻想曲」のピアノソリストを務める。
メッセージ
「人に何かを伝える演奏をする」。これは私がいつも心がけていることです。音にはその人のすべてが表れます。だから学生たちには、技術の練習だけではなく、文学や絵画、語学にも興味を持って、一日一日を創造していくように、と指導しています。演奏は習うことももちろん大切だけど、慣れることが肝心です。どんなに小さな舞台でもいいから、人前での演奏を積んでいくことで舞台勘というものは培われていくものです。経験したことすべてが自分を育てる栄養になっていくのです。そうした成長を支えてくれるのが毎日の基礎訓練。目的を持って行えばすべてに意味が出てくるはずです。「自分だけの音を磨いて、音で人に語りかける」そんな目的を持って学生たちと共に歩みながら育てていきたいと思っています。